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児童相談所の大罪

児童相談所の大罪
許さん!これまで多くのむかついた話はあれど、この話はトップクラスに属する。この業界を知る人は児童相談所の危うさについてはご存知かもしれない。しかし何がどういう意味で危ういのか、そしてその結果どこまでの事がなされるのか、ほとんどの人は知りもすまいと思う。児童相談所の大罪は精神医療そのものの問題であると同時に、精神医療本丸よりも闇に包まれた問題かもしれない。この話の文責はすべて東洋医こと内海にある。読んで何かを感じた人は全て転載、拡散頂きたい。切に望む次第である。

この話は元々親が多剤療法をされ、私のクリニックを訪れたことにはじまる。親は10種類以上の多剤療法を受け頻死に近いレベルであった。一日20時間寝るような、何一つ正確な判断などできないような、そんなレベルである。今は3種程度まで減り元気、これから先も減薬は続けていく予定。

今日書く問題はその話ではない。児童相談所なのでもちろん患者の子供の話である。年齢は10歳前半とだけ言っておこう。親は世の中に児童相談所の問題が発せられることを強く望んでいるが、まだ特定名を明かすことは望んでいない。しかし必ずその時も来るだろう。そのためには児童相談所がいかに悪虐な組織であるか、全国民に知ってもらわなければ始まらない。

その子は知的障害境界域といわれていた。私は会うこともできないが、おそらく適応力はそこまでないのかもしれない。一時的には不登校などの時期があったようだ。親が多剤療法を受けても精神科を信じ込んでいたので、家庭は成立せず母親は子供の世話をほとんどできなかった。児童養護施設に引き取られる時期もあったが、親の努力によって家に戻れる時期もあった。状況が激変したのは数年前、思春期にさしかかるころだ。おそらく思春期心性によると思われる幻聴のような症状と不登校、そしててんかん発作はないのに脳波検査でてんかん波があるという理由によって、抗てんかん薬の処方がなされて少し経ってのことである。自殺企図を行ったことが児童相談所介入の切り札となった。それまで自殺企図などなかったことを考えると、私は抗てんかん薬により誘発された自殺企図を強く疑う。

児童相談所が介入した理由は、もちろん「親の虐待」である。しかしことはそう単純ではない。何と児童相談所はこの流れから想像できる「母親の虐待」でさえなく、「父親の虐待」であると決めつけて子供を無理やり拉致ることにした。養育環境が悪く、子供に詰問するからというのである。情緒障害児と診断をつけ施設に閉じ込めて親と一切の面会を許さないようにしたのである。もちろん父親と子供の間に一般的レベルでいう虐待など存在しなかった。普通の会社員で真面目という言葉が当てはまる人物である。それは母親だけでなくその家族も証言している。母親は多剤療法の苦しみの故から子供には優しくできなかったかもという。しかし薬のためか記憶がない。そしてもしそうだとすれば自分に罪があると深く悔いている。

そして問題はここからである。児童相談所は一切親に会わせぬばかりか、その法的根拠、理由についてさえも一切明かすことはなかった(そもそも存在しないらしい)。また本来児童相談所は家庭に訪問して、状況を確認しながら隔離やその後の展望を決めるものだが、隔離以前から一切家庭には訪問してさえいない。ただの一回たりとである。そして一回たりと訪問していないにもかかわらず、児童相談所と児童相談所つきの精神科医は、父親をどうしようもない虐待者であるかのように断定した。

とはいえ親と子供が面会できる日が来た。親は様子からなにから子供にいろいろと質問をする。通常この時にケースワーカーが横につき添いし、虐待やそれに近い行為があった時に子供と親を遠ざける役割をする。面談時には一切指導されず淡々と話はすすんだ。後日報告書にはその時の様子がこう書かれている。「親は矢継ぎ早に質問し、子供に答える暇を与えなかった。いわゆる虐待としての詰問(これもまた詰問!)と判断し、それ以後の面会を一切不許可とした。」

それまでも母親の多剤について根底的理解ができていなかったため、我慢していた家族だが、さすがにおかしいと思い裁判によって不服申し立てを行うこととなった。まず第一の目的は子供を家に戻すことではない。面会ができるようになることである。しかしここで児童精神科医がまた悪虐の限りを尽くす。医師の裁量、児童相談所の裁量と、徹底したウソ偽りの医師意見書によって、面会さえやはり不可能であるという結論を下すのである。

家族には誰ひとり味方はいなかった。あらゆる弁護士に相談したが、児童相談所とは闘えないと請け負う人間はいなかった。議員にも相談したようであるが、所詮親が訴えに行く限りむしろ虐待親の遠吠えと判断された。そして極めつけはこの幼い思春期の子供に対して、リスパダール、パキシル、ベンザリンという処方が行われているということである。元々内気な子であったらしいが、勝手な予想としても鎮静気味で、きっと彼らが望む「いい子」に仕立て上げられているだろう。児童相談所被害の話はネットをみればいくつか転がっている。子供たちは常に職員に洗脳されるよう、何回も何回も、何時間も訪問を受け同じ質問をされる。「親に虐待されてたろう?」本当にされていたなら一回で終わる質問を何回も何十回も重ねていく。当然思考力の低い子供に対抗するすべはない。

なぜ児童相談所はこんなことをするのか。ごく簡単に言えば補助金キープである。施設を埋めておかないとお金をもらえない。そのために精神科医と結託してどこまでもウソをつく。そして弱いものから順に埋めていく。本当に虐待をしている親、主張の激しい親には彼らは強く出れないのである。今を維持できればいい人間たちにとって、無理やりトラブルを抱え込むより、弱いと見切った人間を連れ込んだ方が、簡単に目的を達成できる。

これが日本の精神医学、日本の児童養護、日本の親子教育の真実である。なぜニュースのような虐待死を防げないのか、逆になぜこのようなケースが起こるのか、そのすべてがここにある。国家機関だろうがなんだろうが、私は絶対許さん!私が持つ人脈、それ以外の人脈、日本における発信力や知りうる人たちのすべてに働きかけて、必ずこの問題は矢面に立たせる。そして必ず、徹底的に、ぐうの音も出ないほどぎゃふんと言わせる。覚悟しておくがいい。

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