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何故、児童相談所問題や児童福祉問題を発信するか

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なぜ児童相談所問題や児童福祉問題を発信するのか

私は一医師であって薬害研究センターを運営しているものに過ぎない。その人間がなぜ児童相談諸問題に取り組むのかと聞かれることがあるので書いておく。これにはいくつかの背景があり、この問題に取り組んでいる内部の人たちはよく知っている。

当初私がこの問題に興味をもった理由は、やはり子どもが薬漬けになっているという現実、そして面会が一切遮断されているという現実を知ったことにある。その話はほかの記事に書いているので割愛するが、私も最初は信じたりはせず虐待親の言い訳ではないかと思った。仮にそれが言い訳であっても、それでもこのシステムには同情の余地が一切ない。そしてこのシステムだと虐待の子どもたちは逆に助かる余地がほとんどない。

しかし私は別に子どもを虐待していると判断されて拉致されたわけではない。そして私は複数の問題を抱えて取り組んでおり、この問題だけにフォーカスして取り組む時間もなかった。ただこの児童相談所問題はあまりにも親側が不利であり、システムの現状を広げるためには自分の知名度を利用するのがベターと考えた。この問題を当初扱った時もかなりほうぼうから叩かれよりしんどくなったが、最近やっと発信の内容が普及してきたような気はする。そこには一応意味はありそうだ。

最初は親子を含めかわいそうだという思いも強かったが、やはり世の中において事はそう単純ではないことも分かった。児童相談所が扱う虐待事案はインチキなケースが多いが、それとは別に虐待はしていないものの児童相談所とトラブルを起こす、社会とトラブルを起こすなどのケースも散見された。たとえば以前には子どもを拉致られて警察などとトラブルになっているケースもあった。拉致られた親同士がけなしあうケースも見てきた。ただひたすら自分は正しい、自分は間違っていないと主張するケースが多いのは否めない。

私はだから児童相談所に味方と言っているわけではない。ただこの問題は日本だけでなく地球レベルの次世代の問題であり、我々親世代はすべて被害者ではなく加害者であり加担者である、それは拉致された親たちであってさえもそうであるというのが私の基本概念である。これは精神科の毒親だろうがワクチンの毒親だろうがすべて同根だ。しかし幾人かの人々はやはりこの問題でも自分が正しいにしか興味がなく、裏では自己正当化と他の親や関係者を中傷し続け、人がどんどん離れていくケースさえあった。私はそのようなことはすべて知っていたので、そのような人々には言うだけのことは言って構っていられないので放置した。

宗教を絡めて語る人もいる。宗教がらみだから虐待といったり、宗教者が間に入っているから児童相談所問題は嘘だと述べるわけだ。まったくバカバカしい話だが、私にとっては誰がどこでどんな宗教を信じようが知ったことではない。なかにはおなじ拉致された親たちでも宗教間の違いで対立までする人々がいる。どこまで愚かなんだろうと思う。主たる目的は子どもが返ってきて家族とともにいること、子どもが元気でいること、このシステム全体を変えることだったはずが、結局人間は自分の正しさを訴えたいのみなのであろう。

だから今回のことも私は一人で計画した。もちろん協力者は募り弁護士の協力も得た。私はここに書いてあるようなすべてのことがバカバカしく、虚無主義の超悲観主義で大人になど期待もしないことから実践するに至った。本日の記者会見ごときで何かが変わるなどと、大人たちや関係者たちに期待するほど私はバカにはなりたくない。それでもやるのは自分の子どもがさらわれる世界は嫌だし、自分の子どもと仲の良い子どもたちがさらわれる世界が嫌だから、そして人間たちへの不信とその偽善ぶりをあげつらいたいからに過ぎない。

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