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児童相談所が暴走する理由

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★児童相談所が暴走する理由

内海 このことは、次の質問ともつながるわけですけど、じゃあなんでそんなことを児童相談所はするのか? そういうのを考えていかないといけないわけです。
 本当に「児童福祉」とは名ばかりですけど、児童相談所がこういうことをする背景について、お金の話も含め、ほかにも何か背景があるのかどうか、ご存知のところがあれば、説明していただけたらと思います。
松島 まず、児童福祉法だとか、児童虐待法施行に関する法律では、児童相談所を所管している省庁は厚生労働省なんですね。文部科学省だと思っている方もいるかもしれないですけど、違うんです。
 厚労省が児童福祉に関して特化した法律を作って、こうしたことをやると決めた後で、各都道府県の地方自治体に対して、児童福祉の専門的な組織を作りましょうという形で投げた。だから、結局、児童相談所というのは厚労省が直接管理するという形態を取っていなくて、厚労省が監督もしてるかしてないかわからない状態なんです。
 さっきも話題になった報奨金的なものっていうのは、国からの援助金と考えてもらえばいいと思います。各都道府県の地方自治体で年間予算の中に、児童相談所に対していくらというのは組み込まれているはずなんですね。
 役所の予算は年度内の使い切りですから、本来、年間で10人子どもを保護しなきゃいけないような想定での予算取りをしていた場合、8月、9月になってまだ5人しか保護できていないと、残り5人分の予算が丸々残ってしまうことになる。そのままだと、次の年度から予算が削減されることになります。

南出 よくほら年度末に予算消化しないと次の予算が確保できないといって、年度末に道路工事が行なわれていたりするでしょう。
松島 前の年に5人を保護していたとして、さらに新しい子どもがどんどん保護されてくれば、5人の内のだれかを帰してもいいんですが、保護する子どもが増えない場合にどうしても10人の枠だけは確保しとおかなくちゃとか考えるわけです。そうすると、それまで保護している5人も理由を付けて施設から絶対出さないようにするわけです。理由としては、「親が虐待を認めずに反省の色がない」とか、「子どもの精神状態がまったく改善していない」とかなんでも理由になる。
 そればかりか、親のほうが全面的に折れて、もう児相職員の言いなりになって、すべて認めます、すべてゴメンナサイしますと謝ってても、子どもが保護されたままの親というのも結構いるんです。

内海 キープしておかないと、次年度の予算が問題になってくるから……。

★子どもは今日も、クスリ漬け

南出 子どもにどんな薬を投薬したかというのもまたいっさい開示しない。子どもにどんな治療をしているかというのも同様です。
内海 それは医師法のほうでも問題ありますよ。【もう少し詳しく説明】
南出 そんな話がいっぱいあります。正直そういう状況がずっと続いてるもんだから、子どもに関する情報がまったく入ってこないというのがほとんどのケースですね。
松島 子どもへの薬の投与については、施設で昔働いていた人から直接、聞いたことがあります。現役の職員から情報が寄せられたりはしていませんが。
 子どもが一人施設内で泣き出すと、連鎖で他の子どもたちも泣き出してしまう。職員が子ども一人に一人ついていればいいんだけど、何十人を相手に2人か3人だけで対応しなければいけないから、大変なんだそうです。それが仕事だと私は思うんですけど……。
 職員が子どもを管理しやすくするためには泣いたり怒ったりさせず、精神をフラットにさせちゃったほうがいいわけです。
内海 そうですね。それは精神医学そのものの目的ですからね。
南出 そうした考え方、手法はまさに刑務所と一緒です。刑務所もおんなじような薬の使い方をしていて、収容している人の約4割以上は薬漬けにされていると思います。【本人の意思とは無関係にか?】

松島 そうですよね、食事に何か混ぜて薬漬けにしているはずです。
内海 管理することを最優先に、人間性とか喜怒哀楽をなくしていくようにコントロールしているわけですね。
南出 まったく無表情、無感情にすることのほうが、管理しやすいから。

松島 だから施設の子どもが家に帰りたいって、先生に泣いたとするでしょう。すると、その子どもは二度とそんなことを言わせないように、個室に監禁して、もう二度と言うなと薬を投与される。
内海 多分、リスパダールとかを投与されるんでしょう。【この危険性をもっと詳しく指摘したい】
南出 副作用があるような危険な向精神薬をどんどん子どもに投与しています。
松島 ですから、児童相談所とうまくやって、2ヵ月とか3ヵ月ぶりに面会できた被害者の方が子どもの顔を見ると、自分の子じゃない目付きになってたとか、もう明らかに表情が変わってしまっていると証言される親御さんはたくさんいます。
内海 私も医師の立場で精神医学問題を追及している中で、投薬されてる子どもはそれこそ何百人も見てきましたけど、全部、ボロボロですからね。

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