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児童相談所にこそ、児虐法を!

児相の強さ

★児童相談所にこそ、児虐法を!
法律からみた児相

松島 こういうことを施設がこっそりやっている。当然、こちらからは開示させようとして、児童相談所に対して、ウチの子どもに使った、処方された薬を全部明示しなさいって言っても、いっさい出てこなかったんですよ。
内海 それは全部、児童精神科医がやっているわけですよね。
松島 はい、そうです。医者が調合したものをご飯に混ぜて食べさせてしまう。この事実を知ったときにはビックリしましたよ。
 そんなことをしておきながら、いまだに私らに受けた傷が癒えないといってくる。
 ウチは再婚家庭で実は保護された長男と一緒に暮らしていた期間って、トータルでも5ヵ月間です。私は海上保安庁に勤めていて船に乗る職務でしたから、3ヵ月くらいしか一緒に暮らしてなかったにもかかわらず、その後6年以上、今でも親に会わせられない状態といわれています。
内海 精神医学には病気についての客観的な基準なんてものはありません。児童精神科医がそう判断すればそれが事実になるだけです。それが一貫して精神医学の基本的なスタンスです。【もう少し詳しく説明を】
松島 一人の先生の判断ではなくて、いろんな先生に診せて総合的な判断をしたいと思うから、こちらから、児相側が連れていったお抱えの児童精神科医じゃなくて、こちらから連れてく先生にも判断をしてもらいたいと言っても、絶対それを認めない。多分違った答えが出てしまうとまずいからでしょう。
内海 いまさら認めることはできないでしょう。精神科医というのは、ある意味で児童相談所のブレーンみたいな存在ですから。一蓮托生で、悪魔の手先みたいところは確かにあると思います。
松島 施設の中で薬浸けになっているとすれば、これこそが児童虐待です。
内海 虐待ですよ、その通り、虐待です。
南出 皮肉な言い方になるけど、児虐法は児童相談所にこそ全面的に適用すべきなんです。親に会わさないというのは精神的虐待で、さっきも言ったように身体的虐待もある。さらに育児放棄も含めて、確実な児童虐待と認定できます。
内海 権威側に立てばそういうような頭になっちゃうってことなんでしょうが。
松島 児童相談所の職員が依託しちゃった後、ほとんどその子どもになんか会いに行ってないんですよ。全部職員に任せちゃって。【これを詳しく】
南出 丸投げ。
松島 そのとおり、丸投げです。たまに裁判とかで必要になったときにだけ、自分たちで意見書かなきゃいけないから、チラッと見に行く。本当に酷い現状があるんですけど、こういった現状をまともに取り上げてくれるメディアがないというのが実態ですね。

★コロンタイの家族解体論

南出 だから私は「四人組」という言い方をするけど、学校と児童相談所と病院と薬屋。このカルテットでどんどん増幅していく。
 これをより大きな視点から見ると、徹底して家族をバラバラにすることを目的とする思想があるわけ。そして、過度の個人主義を追求していこうとする。
 ロシア革命において、レーニンの懐刀であるコロンタイという女性革命家がいて、彼女の持論は、家庭・家族解体論でした。家族がある、家族を作るということ自体がそもそも資本主義の根幹になっているので、これをバラバラにすることが大事だと唱え、結婚・法律婚を禁止して、事実婚をやって、フリーセックスを奨励しています。
 そういう人間の思想は、「親はなくても子は育つ」というものです。まさにそういう方向で個人同士をバラバラにして、家族を解体することが革命の成功だというふうに考えたわけです。
 それやったら、第一次世界大戦が起こって、戦争孤児は出てくるわ大変なことになった。中国共産党だって要するに文化大革命のときとか、「造反有理」で親に無茶苦茶反乱して、その後遺症があって、家族が見直され、また再統合していくという流れがあるんです。
 ところが日本はいまだに家族をバラバラにするという方向に、児童相談所を使って進んでいこうとしている。本来なら左翼の弁護士が一生懸命取り組んでもおかしくない事件なのに、私みたいな人権派でもなければね、左翼でもない人間がやっている。
 左翼の弁護士は一切しない。というのは、私のところに来る相談者の話を聞いていても、東京弁護士会とか第一東京とか第二東京、特に左翼の多い第二東京の弁護士はだれも受けてくれないといいます。200人くらいの弁護士に当たったんだけど、だれも受けてくれないということで、回り回って僕のところに来たという人が多い。弁護士自身が取り上げない。聞いたとしても、「児童相談所に逆らっても損する」という言い方しかアドバイスしないんですよ。僕が受けている事件、すべてそうです。初めから私のところに来る事件というのは皆無なんです。あっちこっち頼んだんだけど、結局ダメでここに来たという人がいっぱい。
 普通ならば、それこそ子どもの人権のテーマですから、人権派弁護士が騒いで、本来、大弁護団を結成してやらなくてはいけない事件をだれも取り扱おうとしないということは、家族をバラバラにして過度の個人主義を強調する方向に流れているがために、だれもクローズアップしないということです。マスコミも一緒なわけですよ。これが背景です。

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